御 案 内

御印文(いんもん)頂戴(ご判ちょうだい)

ご印文は、善光寺如来さまの宝印三判(本師如来・剣印牛王、本師如来
・宝印牛王、本師如来・往生牛王)のこと。

善光寺如来さまは今から千三百年余り前の孝徳天皇 白雉五年(六五四)に、お告げによって、錦張奥にお隠れになられ、「お秘仏」となって今日にいたっておりますが、この時、如来さまの深いお慈悲により、御開山善光にお身代わりとして授けられたと伝えられる宝印です。

往古より、前立本尊ご開帳の時には、この宝印(ご印文)を天皇さまから一般庶民にいたるまで、頭上に頂戴する事によって、如来さまの御利益にあずかり、罪障が消滅し、諸願が成就される祈りが込められた善光寺第一の重宝であります。

善光寺では、毎年正月七日深夜に全山出仕して『ご印文の儀式』を修め、十五日までの間に限ってお授けをしております。
御参詣皆様方の本年のご多幸を御祈念申し上げます。

平成十三年(二〇〇一)正月

堂 童 子 敬 白

・御朝事後〜入相まで(8:30〜16:00を予定しております)

・本堂西側にお並び下さい。